
近年の経済成長により、その格差は狭まってきているとは思うが、
タイという国は、金持ちと一般人との間の格差が、すこぶる激しい。
テレビドラマの中では、プール付きの豪邸に、高級車にお抱えの運転手に
メイドに、、といった設定の中で繰り広げられる主人公の恋愛模様、そして
ドタバタ劇という類のものをよく見かけるが、一般的に見れば、そんな優雅な
生活を送っている国民は、ほーーーんの一握りであろう。
なのに、タイでは、庶民の生活や恋愛模様を描いたドラマをあまり見かけない。
日本で言うところの「家亡き子」や「一つ屋根の下」といった、いわゆる、
お涙頂戴系など、ほとんど見かけないのである。
なぜか?
それが、今現在のタイ人に受けるモノ、いやタイという国自体を物語っているとも言えるが、
僕は、どうもテレビ局や政府が裏で仕掛けているのではないか・・と勘ぐってしまう。
「金持ち!!」。人間なら誰でもそうだが、タイ人は、「お金」というものへの欲求(執着)が
非常に強いように思う。それは上昇志向とも言えるが、テレビドラマで、豪邸ばかりが
出てくるのは、製作サイドが金持ちの生活というものを故意に流し、国民からの憧れ、
ひいては、国民の生活レベル向上意欲を掻きたてているのではないか・・と。
(考えすぎか・・汗)
まあ、実際、どーなのかは分からないが、とにかく、タイ人は「お金」というものに対する
執着、希望、欲求が強い民族だし、それがヒジョーに直接的だと僕は感じる。
(うーん、意味不明か・・)
そして、タイ人は、熱しやすく冷めやすいタイプの民族だとも思う。
まさに南国の天候のようにパァ〜と晴れ上がっては、そのうち雨が降る・・という感じ。
それは、友人関係、恋愛、趣味、仕事、だいたい全てにおいて言える事で、
「ブア・レェーオ(飽きちゃった)」とは、タイ人がよく発する言葉でもある。
と、結局、何が言いたいのかというと、、↑以上の考えをまとめてみると、
タイ人の商売(ビジネス)感覚という主題が、ようやく見えてくる。遅っ・・)
タイ人は、商売(ビジネス)をすぐ始めたがるし、コロコロとよく変える。
思い立ったら、そして、それに見合う資金があれば、尚更だ。
とにかくガンガン攻める。そして、儲かっている所をどんどん真似る。
それは、大手企業のビジネスでも、その辺の一般庶民の商売でも同じことだ。
パタヤの街を見てみても、屋台、美容院、ランドリー、観光業、レストラン、バー、
マッサージと、その種類はいろいろあるが、それでも店は増える一方で、
逆に、あっという間に潰れてなくなってしまう店も多い。
食堂を始めるタイ人、屋台を始めるタイ人にとって、商売への鉄則などない。
味もへったくれもない。調理師の免許?マッサージの免許?美容師の免許?
そんなのはあまり関係ない。料理がそこそこ出来れば屋台を始めるのがタイ人である。
儲かりそうだから、とりあえず、やってみよう!がタイ人の精神なのである。(多分)
彼らには、あまり計画性がない。商売がマイナスからの投資スタートだということを
あまり気にしていない。彼らが見ているのは、もっと先の金持ちになることだけである。
それは、後先考えない民族だとも言えるが、、
将来ではなく、とりあえず今ある現実を見ている民族だとも言える。
何かワケの分からない話になってきたが、それは、戦後の日本。
高度経済成長期へとあくせく突き進んでいた頃の日本にも似ているように思う。
あの世界のHONDAですら、きっかけは、その辺の修理工場である。
ただ、タイ人の性格だけに、日本人特有の我慢とか根気、コツコツ継続といった
「努力をすれば報われる・・」的な考えが欠けているため、そこそこの経済レベルに
落ち着いているような気もするが。
ホントに何が言いたいのか、分からなくなってきてしまったが、
ここまで書いてしまったので、もうしばし、続けてみよう・・。
顧客ターゲット、流行、時代の流れなどに対するマーケティング。
そして、準備資金、ランニングコストといった経費の計画性。
これは商売の鉄則である。だが、その辺のタイ人が始める商売(ビジネス)を
見ていると、そんなものは全く気にしていないように思われる。
とりあえず、やってみる。サバーイ♪
儲かったら、チャイヨー!!
失敗してもクヨクヨしない。マイペンライ。
そして、また、他のことを始める。
思いのままに、今を生きるタイ人。今という現実に、リアルに素直に反応するタイ人。
ただ、生活のために、金持ちになるために、すぐ行動へと誘われるタイ人。
それは、失敗への危険性など全く考慮しない民族だとも言えるが・・。
なぜなのだろう。
それは、資源豊かに恵まれた国土。自給自足を基に生きてきた民族の強み(性格)
だとも思ってしまうのである。屋台や市場でいそいそ働くおばちゃんや、海辺を歩く売り子、
そして、コロコロと入れ替わる店舗を見ていると、どうも僕は、そこに「生」を感じてしまう。
うーん、なんだろう。タイ人って、やっぱり野性的ってことなのだろうか。
ただ、タイ人の商売を見ていると、ふれ合いとか、生活感とかいったものが
そこかしこに、にじみ出ているような気がする。ビジネスというより商売。
そして、商売というより、商いという感じ。
観光産業で栄える国、タイランド。
いや、市場と屋台の国、タイランド。
結局、全ての答え(根底)は、その辺にあるのかもしれない。
(いったい、何の話か分からなくなってしまったが、そんな感じ・・)
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タイ 日々のコラム





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